マニアック・ドライバー

マニアック・ドライバー

『タクシー・ドライバー』×『マニアック』! 光武蔵人(『KARATE KILL』『女体銃』)が放つジャパニーズ・ネオ・ジャーロ!!

▼みどころ
血を…狂おしき快感を…! 美しき獲物を求め、東京の街をさまよう狂気のタクシー・ドライバーが引き起こす、悪夢のような惨劇!!
『KARATE KILL/カラテ・キル』『女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』で、世界のジャンル・ムービーファンから注目されている光武蔵人の最新作はジャーロ――マリオ・バーヴァ、ダリオ・アルジェント、ルチオ・フルチといった監督たちの諸作で知られる、独自の様式美に彩られた血と暴力とエロスの物語である。60~70年代に人気を誇ったジャーロは、近年ヨーロッパを中心に復活の兆しを見せている。光武はこうした映画界のトレンドに反応し、過去の名作へのオマージュを捧げつつ、LA在住の日本人映画監督というユニークな視点を活かしたメッセージと美意識を盛り込み、“ジャパニーズ・ネオ・ジャーロ”なる、新たな恐怖を提示して見せた。
狂気のタクシー・ドライバー フジナガを演じるのは、木村知貴。数多くの映画・TVドラマへの出演で知られ、「映画監督に愛される男」と異名を取る名バイプレイヤーだ。本作では、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017でグランプリを受賞した『トータスの旅』以来となる主演を務めた。また、ジャーロの“花”ともいえる、美しき獲物――“マニアック・ドライバー”の標的となる女性役には、古川いおり、卯水咲流、きみと歩実といったセクシー女優たちが顔をそろえている。また、木村と同様に日本映画に欠かせない名優・川瀬陽太も参加。物語の終盤のキーパーソンとして登場し、鮮烈な印象を残す。

▼シノプシス

「この女、俺と、死んでもらう」。黒のプレジデント・ソブリン、車体と同じ色のドライビング・グローブを嵌めたフジナガは、降車して去っていく女性客の後ろ姿を、じっと見つめていた。忌まわしい出来事によって絶望の淵に落とされ狂気にとりつかれた、このタクシー・ドライバーの唯一の望みは、最高の生贄と呼ぶにふさわしい女を殺し、自分もこの世界から消えてしまうことだった。そんなある夜、フジナガはとうとう“生贄”を発見する。密かに彼女をつけ回し、住所を突き止めたフジナガ。狂気の計画はついに実行の時を迎える――かに思われたが…。

▼スタッフ・キャスト
監督/脚本:光武蔵人
製作総指揮:明里マミ 製作:福田真理雄 撮影:はやしまこと 編集:ジョン・ミグダル 照明:浜本修次 小島光夫 音楽:川口泰広 美術:寺尾淳 衣装:齊藤安津菜 カラーグレーディング/VFX:山中心平 エフェクト/アニメーション:清水咲子 山本宜宏 ヘアメイク:井高麻理 特殊メイク:土肥良成

出演:木村知貴 古川いおり 佐山愛 卯水咲流 きみと歩実 園部貴一 近藤善揮 木村圭作 川瀬陽太

2021年/75分

© MMXXI Akari Pictures

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